車体全体をラッピングして街を走る飲料メーカーのボトルカーや、トラックのアルミボデーなどにTOYOBODYと書かれたプレートを見かけるが、東京・武蔵村山市の東洋ボデーが、トラックのシャーシの荷台部分にあたるリアボディーを製造架装したことを表している。現在は、大型トラックと小型トラックを合わせ、国内全てのトラックメーカーのリアボディー造りを行っている東洋ボデーは、ニッチ市場でのトップ企業を目指しており、リアボディーの受注から製造までをCIM(統合生産管理システム)を活用することによって、顧客企業へスピード感をもった納期と安い価格での納車を実現し、高い信頼を得ている。
「提案型営業で人材の活用も幅広く」
航空機のタイヤ交換車は、2年がかりで日産自動車と共同開発した東洋ボデーのオリジナル製品である。この製品を開発される以前の航空機のタイヤ交換は、作業員の手作業で行われており、1本のタイヤを交換するのに3人が2時間がかりの仕事だった。しかも、狭い場所で腰を屈めての作業なので、腰痛になる作業員も多かった。日産経由で窮状を知った東洋ボデーは航空会社に提案型の製品開発を行い、2人の作業員が30分で作業を終えることのできる交換車を開発した。東洋ボデーのブランドが表に出ることはないが、同社の車が日本国内の空港施設を独占している。
提案型の営業を信条とする東洋ボデーには、若手人材が営業から製造へ、また製造から営業へと、本人の希望と特性を生かした人材育成を行う、懐の深さをもっている。
http://www.toyobody.co.jp/src/index.html

